|
今日は、俳句会で大船フラワーセンターへ。
いつも潰れるのでは?と心配するくらい閑散としていますが、
今日は凄い人出(下の写真は薔薇園の様子。ピンボケしています・・・)。
芍薬も盛りすぎてましたがなかなかでした。

その後玉縄公民館で俳句会。
●選句稿より
・鎌倉はこれより一里山法師
季題は「山法師」。この句が実際に詠まれたのは大船フラワーセンターですが、句の鑑賞としては東海道から鎌倉への道。
どこかの切通しの一里塚でしょうか。そこに咲いている山法師。いかにも五月の切通しの明るい感じが出ています。
逗子の師匠から「法師」で、鎌倉を連想した句評になると月並みになる。とのご指導あり。なるほどです。
・惑星のやうに日の射す実梅かな
季題は「実梅」。実梅の若干の楕円と揺れている葉を通して射してくる日差し。そして、実梅に映る光の斑模様。そして、青梅の緑色。
そこから、「惑星」という連想が出てきました。
ある実梅の本位を掴んだ上手な俳句です。
・熱情を蔵して暗し紅薔薇
「蔵して暗し」と言う中七の詠み方が秀逸です。
薔薇に含まれている「派手」「暗さ」の両方を詠んだ俳句だと思います。
じっと、季題と会話をして生れたのでしょう。諷詠です。
更に逗子の師匠宅へ出向き、「小説を読む会」。
先月に引き続き、『白露物語』三回目。
「感傷談二つ」「ゾーヤさん」「チンへの家」を読みました。
前回までの満州鉄道旅行記と違い、ここからいよいよ「白系ロシア人」の物語になってきました。
全般通じて 虚子が持っているナショナリズム、「白系ロシア人」と「赤系ユダヤ人」の対比。あちこちに出て来る地名が近代の紛争地。と言う近現代史を考えさせる内容。
「明治の男」である、虚子の国家論、民族論 と言うのが徐々に垣間見えてきます。逗子の師匠が研究している『渡仏日記』(昭和9年)には、書かれていない点が次々と出てきます。
「虚子と戦争」とか、「虚子の国家論」とか論じる前に当時の知識人として国家や植民地政策についての常識/良識と言うのを押さえず、現代の価値観で単純に論じるのは危険だと思います。
色色考えさせられました。
【2007/05/20 12:45】 俳句 |
TRACKBACK(-)
|
COMMENT(0)
|