|
逗子の師匠宅で打ち合わせと勉強会がありました。
小説の会は、高浜虚子の「白露物語」の飛ばしたところを。
吉林へ足を伸ばした際の「花曇」は、「文明国」たりえない日本人の心の揺れざまを見事に描き出した秀逸な写生文でした。
「乞食」「陸軍少将の遺族」には、日本の潜在的恐怖であり続けた「ロシア」に対する、「野蛮的」なイメージと、ロシア革命により一気に没落した「白系ロシア人」に対する、同情、哀れみの複雑な気持ちが入り乱れていたと思います。
こういう、微妙なことを、日本の支配層が把握できていれば、満州事変後に「五国協和」を言いながら、長春(当時「新京」)にある名護屋城のような関東軍司令部を建築するような振る舞いはしなかったでしょう。
吉田茂が「陸軍は教養がないから嫌いだ」と言っていたことの一端が分かる感じがします。
さて、その後の晩酌の席でも雑誌の方向性について、熱心の議論がありました。
それぞれの立場で難しいところはありますが、雑誌を作った以上何か楽しい事をやりたい事は間違いありません。
ただ、ご負担を背負っている方が居るのも事実(経済的よりも、時間、ストレスetc仕事帰ってきて、つまらないことにけちをつけられたら、ストレス絶対溜まると思います)。

【2007/09/24 18:00】 俳句 |
TRACKBACK(0)
|
COMMENT(0)
|