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〈冬の都心〉
今日はK大俳句の忘年句会。他の仲間との忘年会をダブルブッキングですが、ひとまず昼間は吟行を。
目黒に着きだらだらと自然教育園へ。途中の高速道路。
教育園内を散策。
ブログの更新より俳句を作らないと。十句か、油断していました(苦笑)。現役に風邪が流行ったようですが、人数が少なく残念でした。その分突っ込んだ?俳句会となりました。
●選句稿より
・えごの木のすつからかんに枯れ尽し
→初夏の花を降らせている、えごの木の様子を思い浮かべると中七の表現もなるほどと思います。
軽い感じの木なんでしょうね。
・肺腑より一声放つ冬の鳥
→これは、季題「冬の鳥」の大きさや声の低さが見えてきます。小鳥ではこうなりませんね。
なお、逗子の師匠より中七の表現につき、「一声放つ」か「放つ一声」でサジェスションがありました。
確かに大分句の切れかたで雰囲気が変りますね。どうでしょうか。
・冬ざれに手入れ届かぬ所かな
→若干表現に不足な点はありますが、季題「冬ざれ」の中に、手入れされている場所と届いていない場所がある点を発見したのはよい目をしています。
下五の表現を磨きましょう。
・寒林の鴉やデマを飛ばし合ひ
→季題は「寒林」。ホ社の季寄せでは「枯木立」の傍題です。
その上に被疑や課にいるカラス達の様子をどう詠むか。それが工夫ですね。こういう詠み方も面白いと思います。
その後時間が余ったので席題で俳句会を実施。現役には厳しい結果になりましたが、これも修行です。
●選句稿より
・公園に子供が湧いて冬至かな
→季題「冬至」。太陽の上がっている時間が一年で一番短いので、子供達が短時間に集中していると言うのでしょうか。更に遠山郷の「霜月神楽」ではないですが、これから太陽が出ている時間が長くなるので、生命が湧き立つ日ともされています。
そういう背景を考えると非常に意味深い俳句です。
・炭ついでばかり話を切り出さぬ
→季題「炭」。こういう俳句はあるとは思いますが、「気まずい」光景が浮かびます。きっと家主からお説教を食らうのでしょうか。
この句も人気があり若手が句評していましたが、それに対して逗子の師匠より「誰が炭を継いでいるのか、伝統的に炭を継ぐのは主格の仕事が、日本の生活の約束。俳句を解釈するにはそのような意味も勉強しておく必要がある」とのお言葉がありました。全く同感です。
一旦俳句会とお別れ。
目黒から新橋へ移動して一つ目の忘年会へ。
【2007/12/22 14:09】 俳句 |
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