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〈鎌倉を吟行〉
今日は鎌倉で吟行会。
家でぐずぐず仕事をしていたら遅刻しました。
駅から慌ててタクシーに乗り駆けつけました。受験の祈願の人が多いです。
梅は先週の池上梅園の方が大分咲いていました。
小振りですが、見晴らしもあり日当たりの良い感じの良い境内でした。
やはり吟行会の雰囲気になっておらず俳句は全然駄目でした。
火曜日の夜句会に続き、不振です。
●選句稿より
・折紙のやうに立体マスクかな
→季題は「マスク」。ちょっと前までマスクと言えばぺちゃんこなものが主流ですが、最近はカラス方のものが流行っています。かく言う私もあのフィット感が好きで愛用しています。
そういうマスクが畳まれている時はしっかり折り目がついていて、まるで折紙のようだと言う捉え方はなかなか、俳諧的且つ斬新だと思い、感心しました。
最近、新鮮な目で季題に接しレていません。私の気持ちが不純すぎるでしょう。
・枝移りしつつ笹鳴遠ざかる
→季題は「笹鳴」。冬の鶯。背後にちろちろ聞えてふと後ろを振り返ったときは、遠ざかっていった。
それを枝移りと捉えた。背後に何か山があるような気配がします。
すっと心に入ってくるのが写生句/花鳥諷詠句の強みでしょうか。
・梅ヶ香や内陣暗き祈年祭
→季題は「梅」。祈年祭は、旧暦二月四日に行う豊穣を祈る祭。
ホ社の季寄せでは季題で扱ってはいないようです。この句は梅を季題にし、早春のまだ寒いお宮の様子を描き出しました。
「梅」と「内陣」と「暗き」が近すぎず遠すぎずでバランスの良い俳句だと思います。
何となく、祈年祭と言うと静かな感じがしますが、そちらを描けていると思います。
その後、逗子へ移動し「虚子小説の会」。一年以上読んで来た『白露物語』も今回で最終回。
最終話に近づくにつれ、「種明かし」ではないですがボルシェビキ革命からの白系露人の流浪振りが明らかにされてきました。
現在朝鮮や日本に安住している人たちは、まだましな方だ となりますが、
この人々も1945年以降どうなっていくのでしょうか・・・
それはともかく、虚子が国民国家を強く意識した作品であったと思います。
満州まで「追っかけ」をした作品でもあり、いつか総括をしないといけないでしょう。
いつも暖炉を燃やしたら燻してしまいました。
サンルームを煙にしてしまいました。
【2008/02/17 17:54】 俳句 |
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